表面利回り・合格ラインの決め方
今回は合格ラインの決め方について解説します。
これはエリアによって大きく左右されますが、今回は首都圏を例に挙げてみます。
たとえば、東京23区の中心部であれば6〜8%程度しか利回りが出ないと考えられます。
その理由は、やはり人気度が高い点にあります。
また、23区以外でも、武蔵野(吉祥寺)三鷹なども人気が高いため、数字は悪くなる傾向にあります。
つまり、人気があるため値段が吊り上ってしまうのです。
これは家賃は変わらないのに値段だけが上昇すれば結局のところ利回りが下がるということですね。
東京23区以外の周辺部について
神奈川県、埼玉県、千葉県などは利回りが8%〜12%ほど上昇します。
さらに、関東圏である群馬、栃木、茨城県辺りになると12〜15%に上昇します。
このように都心から離れるほどパーセントは上がるため、あなたがどの辺りで不動産を探すかによって足きりラインを変える必要が生じてきます。
一度、周りの地域の不動産をこちらのアーカイブで色々とチェックしてみてください。
お薦めは利回りが10%以上の物件です。
ただし、どうしても都心部の物件にこだわりがあるようでしたら、6〜8%程度の利回りを甘受せざるを得ません。
この点はよく吟味する必要があります。
あなたが不動産投資の初心者である場合、とにかく表面利回りの計算をひたすら練習してください。ただひたすらにです。
次回は、合理的な練習方法について説明します。