登記って何?諸費用はいくら掛かる?(2)

融資を利用する時の費用について

当然ですが、現金で不動産を買う場合は一切費用は掛かりません。
しかし、お金を借りて買う場合には融資に掛かる手数料が必要になってきます。

 

因みに、掛かる費用を合計すると凡そ3%前後になります。
1000万円のローンを組むと、30万円前後必要ということになります。
1億円になれば約300万円。結構な金額ですよね。

 

これを安いか高いか色々な考えがあると思いますが、結論を言えば、お金を借りたほうが断然お得です。

 

何故なら、現金ほど 高いものはないからです。

 

たとえば、あなたの手元に1千万円の貯金があると仮定します。
その1千万円を稼ぐためにこれまでどれほど苦労してきたか考えてみて下さい。
拾ったお金でなければそれは一生懸命働いたお金であるはずです。
普通これだけ蓄えるには頑張って5年から10年掛かります。いや、もっと掛るかも知れません。
そこを考えると、たった3%の手数料を払うだけで、銀行から一瞬にして1千万円をを借りられるのであれば、よほどこちらのほうが合理的であると思いませんか?

 

 

ただ、ここでは手数料は掛るものだということを理解してください。

 

これから順番に説明していきます。

 

抵当権の設定〜登記費用

お金を借りた場合も法務局の登記簿に手続きが必要になります。

 

「抵当権」の設定手続きです。

 

 

まず抵当権から分かりやすく説明しますね。

 

金融機関から住宅ローンを借りて不動産を購入すると、金融機関は借主がローンを返済できなくなった際に備えて、その不動産に抵当権(その不動産を担保にして優先的に弁済を受ける権利)を設定します。

 

もちろん、抵当権設定者(お金の借主)は、抵当権を設定した後もその不動産を自由に使用・収益・処分することができます。
抵当不動産の譲渡(売却処分)も抵当権者の同意を得る必要はありません。
また、 抵当不動産の賃貸も抵当権者の同意を得る必要はありません。

 

但し ここでローンの返済ができなくなると、抵当権が設定されている不動産は金融機関によって競売にかけられ、その売却代金は強制的にローンの返済に充当されてしまいます。

 

つまり、抵当権を設定することにより、金融機関は貸し出した資金を確実に回収でき、いわゆる「貸し倒れ」を回避できるというわけです。
※抵当権は抵当目的物の交換価値(担保価値)を把握する権利です。

 

なお、売却額がローンの残額に満たない場合は、債務者(借主)はその残額を引き続き金融機関に返済し続けなくてはなりません。

 

当然ですが、住宅ローンが滞りなく返済されている限り抵当権が実行されることはありません。

 

抵当権設定の登記費用については下記の動画(共有)が参考になります。

 

 

借入れ金額全額の弁済により抵当権は消滅します。

ただ、次の点に注意です。
所有者が抹消手続きを行わなければ登記簿の抵当権の記載はそのまま残っています。
登記上抵当権がついたままだと、売却しづらかったり、相続時にトラブルとなるおそれもあるので、その時(弁済後)は抵当権抹消手続きをすることをお薦めします。

まだ先のことですが、抹消登記は自分でもすることができます。
参考サイト

 

あーそうなんだ。


レベルで結構です。

 

 

次回は、ローン事務手数料について解説します。

 

 



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