印紙代を払いたくないその理由

印紙については前々回と説明してきましたが、今回はなぜ印紙代を負担するのに買主が躊躇するのかを考えてみます。

 

不動産を購入する時、当然のことながら契約を締結します。

(締結=テイケツ=契約を結ぶこと)

たとえば、7月5日に契約をしたと仮定します。

 

7月5日に契約を結んだ時点で契約書に印紙を貼り、割印をします。

 

しかし、ローンの申請をした結果、審査がNGだった場合はどうなるのでしょうか。当然に決済はできません。従ってキャンセルせざるを得ませんよね。

 

この場合に契約書に貼ってしまった印紙が無駄になると思いませんか?

 

キャンセルの結果、印紙を剥がして再利用することもできないので実際に無駄になってしまいます。

 

ここで何が言いたいかといえば、融資が通るまで印紙は貼りたくないというのが実務上(買主側)の本旨(ほんし=本当の考え)なんです。

 

つまり、印紙代を払わずに放っておき、ローンの融資が通ってから最後に印紙を購入して印を押すのが理想的と考えます。

 

少し面倒かも知れませんが、結局のところ印紙代は相手(業者)に支払わせるのがベターなんです。これを自分でやるとなるといつ印を押すのかが面倒になります。相手に印紙を貼らせることによって自分は一切負担しなければこのような面倒な考えが一切無くなります。

 

一般的な印紙代の金額は大したことはありませんが、少しでも節約をするのならこの方法が一番ベストだと思います。

 

最終的に業者の負担が理想的ですが、最悪でも折半に持っていくことを考えてください。

※この点については前の記事を参照

 

 

次回からは「登記って何?諸費用はとれくらい?」(1)(2)について解説します。